これからの時代 必要なのはアート思考?

これからの時代 必要なのはアート思考?

とても興味深い本をみつけました。

「13歳からのアート思考」

著者:末永幸歩さん。
末永く幸せに歩む、、なんて素敵なお名前!

 

〈著者プロフィール〉

武蔵野美術大学、東京学芸大学大学院を出られ、学芸大の個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の現役美術教師

 

この本で彼女は、学校での「技術・知識」偏重型の授業スタイルが、多くの人の美術に対する苦手意識の元凶になってしまっているのではないか、

また、ピカソの「すべての子供はアーティストである。問題なのは、どうすれば大人になったときにもアーティストのままでいられるかだ」の言葉のとおり、多くの人は大人になるにつれアーティストのように考えることができなくなっているだけでなく、「自分だけの見方・考え方」を喪失していることにすら気づいていないと指摘しています。

「アーティストのように考える」とは、

①「自分だけのものの見方」で世界をみつめ

②「自分なりの答え」を生み出し

③それによって「新たな問い」を生み出すこと

だそうです。

本の中では、20世紀に生まれた6つのアート作品を題材にしながら、アーティストたちが「自分なりの答え」をつくっていくアート思考の過程が体験できるようになっています。

アーティストたちの「アート思考の過程」を体験できるだけでもなかなか貴重な体験ですが、この本のなかのレッスンをしてみたことで、今までの自分自身の物事に対する思考を振り返ったり、「自分だけの見方」を取り戻し楽しんでいきたいという気持ちがわいてきました。

小学校4年生くらいのころでしょうか。

母の画廊に遊びにいき、飾られた絵を眺めていたときに、「どの絵がすき?」と問われ、「これとこれ!」とステキだと感じた絵を指さし答えました。すると母から「一番安いのと、2番目に安いの選んだわね(笑)」と。私は「見る目がないねぇ」と笑いながら答えましたが、この日以来「私には絵を感じるセンスはない」と思い込んでいました。

でも今思えば、絵を感じるセンスがなかったわけではないですね。

「センスがない」という思い込みが根付いてなければ、もしかしたら画廊をついでいたかも??儲けは薄い画商になったかもしれませんが(笑)

この本のおかげで「興味はあるけど、よく分からない」と思い距離をおいていたアートにこれからはどんどんふれていきたい、そして、アート思考で絵だけじゃなくすべての物事をとらえ探求していけたらと思いました。



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